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審査会感想文②

執筆者の写真: 加古川合気会加古川合気会

参段 Mさん


まずはじめに、この度の審査に際してご指導いただきました先生方ならびに、

一緒に稽古していただいた、せいぶ館、加古川合気会の皆さんに厚くお礼申し上げます。


今回、加古川での審査日程と長男坊の高校卒業式が重なってしまいました。

悩んだ末、秋の審査まで見送ることを考えていた時に長男坊が「卒業式より審査受けたら?」と言ってくれました。

小さいころから、サッカーにバスケットボールにと、人一倍スポーツを頑張ってきた長男坊だからこその思いやりだと感じました。


結論は「迷ったら両方!」

1月の稽古初めの日、中尾先生に相談し、せいぶ館にて審査を受けさせていただく運びとなりました。


せいぶ館には高段位の先生方や、若くて元気な生徒さんがたくさんおられます。

そんな中での審査はとても敷居高く、また「もし落ちたら、加古川合気会の看板を汚してしまう」そんなプレッシャーもありました。


思い起こせば、昨年の所信表明で「来年、昇段審査を受けます!」と宣言し、

「参段を受けるためには、まず太刀取り」と、早々に太刀取りの稽古を始めました。


しかし、4月の遠藤師範稽古に参加したときに、そうではないことに気付きました。

太刀取り以前に、もっと基本に立ち返る必要があると思いました。

技以前に、相手に対する姿勢や気持ち、合気道に対する姿勢や気持ちのようなところが足りないと感じました。


出来るだけ多くの講習会や演武大会などに参加し、出稽古もさせていただきました。

たくさんの方々と稽古させていただくなかで、違いや良さを感じるようにしてきました。


審査当日は50人を超えるギャラリーで、試されているような、まさにこの一年間やってきたことへの真価を問われるときだと感じました。


結果、先送りした太刀取りは、仕上げきることができませんでしたが、

自分が大切にしたい合気道を体現することができたのではないかと思っています。


審査後の直会ではたくさんの方に称えていただき、また「審査終わっても、また来てくださいね」と声をかけていただき、本当に嬉しい限りでした。


総じて、凛としてとても楽しい一日でした。


これからも、よろしくお願いたします。

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