兵庫県立武道館にて「令和6年度地域社会合気道指導者研修会」に参加させていただきました。
年に2回開催される、本部道場の先生を招いての合同稽古です。
今回の先生は、横田 愛明師範(八段)です。
参加者は県内外の各道場より約150名と、かなりの人数でした。
横田先生の稽古は、終始「剣の理合」をイメージした内容でした。
合気道は元々剣術から生まれていると言われており、
確かに高段の審査では太刀や短刀を使った武器技の項目もあります。
しかし、普段の稽古では、初心者さんも交えてということもあり、
ほとんど武器技の稽古をすることはありません。
このため、ついつい審査前や演武会前に付け焼刃の稽古になってしまいがちです。
でも、今回の稽古で少し意識が変わりました。
普段から剣を使った稽古をしないから出来ないのではなく、
普段から剣の理合を意識した稽古をしていないから、
うまく剣を扱えないのだと理解しました。
そう考えただけで、なんとなく今後の稽古に幅が生まれたようでワクワクします。
Y.M.
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