出稽古日記 (2025.5.18)
- 加古川合気会
- 5月27日
- 読了時間: 2分
5/18(日) 王子スポーツセンターにて、本部道場 栗林師範の稽古会に参加させていただきました。
栗林先生の稽古には白帯のころから何度も参加して来ましたが、初心者にもとても解りやすく、直感的に伝わってくる指導内容で、いつも楽しませていただいてます。
今回の稽古でも「私は言葉では説明しません」とおっしゃりつつも、「言葉で説明しない」理由を丁寧に説明していただきました。(笑)
そんな言葉少なな稽古の中で、特に注意されていたのは「受け」の取り方です。
柔らかい受け、でも柔らかいというのはソフトではなく、どちらかというとラバーに近い粘りのある受けだと、そんな風に栗林先生は表現されていました。
私たちも普段の稽古でありがちなのですが、
技が効くより早くに受けを取ってしまったり、掴んだ手を自ら離したり、技に合わせて「投げ技」では起き上がるのに、「押さえ技」では敢えて寝転がったり。
そんな「受け手」の忖度が「取り(仕手)」の成長を妨げになってしまっています。
逆も然りで、ついつい「受けを取り易い」技で忖度してしまうことが「受け手」の成長を妨げてしまっていたりするわけです。
合気道には試合や激しいコンタクトもありませんが、武道である以上やはり危険は伴います。なので技量に合わせた手加減はもちろん必要です。
お互いの技量を確かめつつ、忖度のない稽古で、自他ともに質の良い受身ができるように心がけたいと思います。
Y.M.
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